たった一回握るだけの簡単操作: AC-50マルチポイント スクイーズハンドルアクチュエータ
December 03 2024
サウスコの「AC-50 スクイーズハンドルアクチュエータ」に、多点締めに対応した新製品が登場しました。プルケーブルを2本装着可能で、ラッチとハンドルをそれぞれ最適な位置に配置できるほか、多点締めで大型のドアやパネルをよりしっかりと閉じて固定。セキュリティを損なわずに、使いやすさを向上します。
昨今、ドアやパネルの大型化に伴い、これらを確実に閉じて固定する機構が求められています。この問題に有効な解決策がマルチポイント(多点締め)で、複数の 回転ラッチが同じ力で締め込むことで、パネルのたわみや閉じズレを防ぎます。一方、多点締め機構は、多くが複数のラッチを接続した1つのアクチュエータをケーブル1本で動かすため、アクチュエータの配置が制限される、もしくは金物部品の追加が必要といった設計上の課題がありました。
サウスコAC-50 マルチポイント スクイーズハンドルは、この課題を解決します。対称に配置したコンジットケーブル取付ブラケットと高い予荷重に対応するダイカストアルミ製のレバーを一体化し、ブラケットにはバレル フィッティングを装着したケーブルをそのまま取り付けられるため、追加のケーブルクリップが不要になります。これにより、アクチュエータ配置の自由度を向上し、金物部品点数を最小限に抑えながら、ケーブル2本にラッチを接続したマルチポイント(多点締め)でパネルを閉じて固定するラッチシステムの構築を可能にします。
幅広い用途に対応し、人間工学的な使いやすさと耐久性を備えたサウスコAC-50 スクイーズハンドルアクチュエータ は、セキュリティが求められる大型パネル用途に適しています。