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新製品ユニバーサル ラッチセンサー

Universal Latch Sensor

よくある一場面:とある作業が終わって退室した後、ふと「あのドアをきちんとロックしたか?」気になった時。振り返って見るとドアは閉まっていますが、施錠状態を確認するには、やはりドアの前まで戻る必要があり、多少面倒な思いを持ちながら来た道を戻る。

サウスコのユニバーサルラッチセンサー(ULS)は、このような事態をシンプルに解決します。ドアセンサーの多くはドア自体の開閉状態のみを検知するため、施錠状態を確認する機能を持ちません。一方、サウスコのユニバーサルラッチセンサー(ULS)は、既存のラッチに部品を装着しネットワークに接続するだけで、ラッチの施錠状態を検知し、リアルタイムでの通知を可能することで、より確実なセキュリティを実現します。

 
シンプルさを追求
 

IoT(モノのインターネット)が複雑である必要はまったくありません。ユニバーサルラッチセンサー(ULS)は、既存のラッチに磁石部品を装着し、既存ドアフレームの内側に設置する磁気センサーのみのシンプルな構成です。

 

ドア閉鎖後にラッチがかかり、磁石部品が感知範囲に到達すると、ULSからセキュリティシステムに信号を送信することで、ドアが閉まりラッチが施錠している状態を通知します。シンプルな設計のULSは、磁石を装着したあらゆるカムに対応します。


 
さまざまな用途に
 

ユニバーサルラッチセンサー(ULS)からの信号は、セキュリティシステムへの統合のみならず、エンクロージャー内の既存照明の点灯など、さまざまな方法で活用できます。用途にかかわらず、ULSはラッチ状況のモニタリングにおいてより高い信頼性を可能にします。ドアの状態のみを検知するドアセンサーは、ドアが閉まっていても未施錠である可能性がありますが、ULSはラッチの状態を検知するためドアの施錠を確実に知ることができます。

 

具体的な用途例としては、ラッチ開放時にダッシュボード上のインジケーターを点灯する、もしくはドアを開ける(ドアのヒンジが動く)前にエンクロージャーや収納内部照明を点灯するなどがあります。

ULSにはLED照明内蔵バージョンも取り揃えています。ラッチ開放時に自動的に内部照明を点灯するほか、狭小用途では照明部品の取付スペースを節減できます。


 
常時モニタリング
 
ラッチ未施錠の場合も、ユニバーサルラッチセンサー(ULS)は接続された機器に信号を送信するため、セキュリティシステム側では、ラッチが開いた時刻、ラッチを開放した時間と、ラッチを施錠した時刻のログを常時取得できます。信号はまた、ラッチ開放もしくは閉鎖状態を知らせるインジケーターの点灯にも設定できます。

ユニバーサルラッチセンサー(ULS)について詳しくは、製品ページをご覧ください。 

 

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